2008年7月アーカイブ

7月のIPO

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7月のIPOは、本日7/28にヘラクレス上場されたイデアインターナショナルさん1件でした。
仮条件上限の2,750円に対し初値3,910円ですから、低相場にしてはまずまずと言っていいのではないでしょうか。予想EPS204.84円に対して19倍、業種からするとやや高いですかね。そのせいでしょうか、最後はちょっと下がって3,410円で売り気配のまま終わったようです。
株式公開準備作業の中で比較的早めの時期に問題となるのが、常勤監査役候補の問題です。

これまでの新規上場会社の多くが著名な会社を退職なされた人生経験豊かな御仁を常勤監査役にたてて、取引先等の方に社外監査役をお願いするというのが一般的でした。
しかし、このスタイルもそろそろ限界が来ているようです。
監査役に対する株主からの期待値は、コンプライアンス・内部統制システムなどの要請の高まりに比例して大きくなっており、異業種企業退官後の方ではその期待に応えられない時代になってきています。監査役面談の対応不備で上場できなかったという企業の噂も耳にしたりしています。
そんな時代に求められるのは、会社の業務を把握し、どこにどのようなリスクがあるかを分析して、定期的にしっかりとチェックを行える人材といえるでしょう。

当社は、そうした人材を御社の常勤監査役に推薦いたします。名前だけの監査役で上場審査を乗り切れるほど甘くはなくなっています。是非一度ご検討してみてください。そして、お気軽にお問い合わせください。
宝印刷さんからのメールマガジンで初めて知ったのですが、上場準備人材をの育成を目的とした、「IPO実務検定試験制度」なるものが出来るようです。運営は有限責任中間法人 日本IPO実務検定協会だそうです。
試験は難易度に応じて、
「標準レベル」と「上級レベル」の2段階のレベルを用意し、金商法や取引所
の規則、内部統制、ディスクロージャー、財務会計、資本政策などのほか、上
場後のIR、労務、知財など幅広い分野をカバーし、証券取引所の上場審査経験
者、公認会計士、弁護士、大学教授などにより作問された「実務を強く意識し
た問題」を中心に構成されています。受験者向けの「公式テキスト」も、7月
下旬に中央経済社から出版されます。
うーん、こういう資格とっておいた方がいいんでしょうかねぇ。今更という気もするし。現場で戦ってきたという自負もあったりするので、うーん、私は様子見しときます。
相場も悪く、アメリカ経済に対する不信や景気先行きの不透明感、原油価格高騰、インフレなど、悪条件が重なり、今年の4-6月のIPOは3件でした。
4/9 アールテック・ウエノ
5/23 
プライムワークス
6/25 
イナリサーチ
どれも仮条件がかなり慎重に決められたようで、初値割れということにはならなかったようですが、良い時期だったらもっと資金調達できただろうなと思うと、残念ですね。

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